あっちーの日本酒日記

自分で実際に飲んだ日本酒の紹介と諸々

水のように飲めるお酒!?

「上善如水」って日本酒をご存知でしょうか。

新潟にある白瀧酒造株式会社で作られているよく知られた銘柄です。

20年ほど前、まだ私が日本酒に目覚めていなかった頃、試しに飲んでみたのを

覚えています。飲み会での日本酒というと普通酒の安いものばかりなので、

美味しくない印象が強いのですが、その時に初めて飲んだ「上善如水」については

すっきり感だけが妙に印象に残っていて、水の如しとはこういうことを言うのかと

納得していたのを覚えています。味は覚えていないんですけど。

先日、スーパーで日本酒を見ていたらたまたま「上善如水 純米吟醸」を見つけ

たので久しぶりに買って飲んでみました。

 

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      上善如水 純米吟醸

      白瀧酒造株式会社 新潟県魚沼郡湯沢町

 

澄んだ味わいは以前感じたすっきり感と同じだと思いました。

雑味がなくて食中酒に最適です。冷やして飲むのにぴったり。

夏はあまり日本酒に手が出なくなるのですが、これならいけそうです。

白瀧酒造ではお酒を仕込む冬の間は、純米吟醸酒粕も販売しています。

とても良い香りでこちらも美味しいです。

 

 

白瀧酒造 上善如水 純米吟醸 瓶 720ml [新潟県]

白瀧酒造 上善如水 純米吟醸 瓶 720ml [新潟県]

 

 

 

 

 

 

門外不出!

夕飯のときなどに食中酒としてちょっと飲みたいとき、300ml瓶で売っているものは

飲み切りサイズでちょうどいいです。地酒なんかでもよく置いてあるので、4合瓶に

手を出す前に味見のつもりで買って試してみるのにもちょうどいい。

この”門外不出”もそんな一つ。

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このお酒は栃木県小山市の西堀酒造の代表銘柄です。

なんでもその9割が栃木県内で消費されているらしいです。

私は栃木県に在住しているのでラッキーということでしょうか。

酸味と味わいのバランスがいいです。すっきりと飲めるので食事にぴったりでした。

栃木県も美味しいお酒が多くあります。日本酒ブームにのってもっと栃木のお酒が

広まるといいなあと思います。

自分の手に入りづらくなったら困りますけど。

 

栃木県小山市 西堀酒造株式会社

”門外不出 六割みがき 特別純米酒

 

 

 

 

”米の旨み”ってどんなだろう!?

日本酒をよく飲むようになってかなり経ちますが、今だによくわからないのが「

米の旨み」ってやつ。よく銘柄の紹介で「米の旨みが味わえます」のように書かれているものがありますが飲んでみると???ってことが多いです。一つ言えるのはそのような銘柄は昔から自分で認知している日本酒の味で、正直言って私の好きなタイプの味ではないのです。

「あ~これが米の旨みなのか~」と思って飲むのですが、あまり好きではないかな~。でもそのようなお酒に限って、”燗がサイコーです!”なんて評価があるので、先日そのような(米の旨みを謳い文句にした)お酒を燗して飲んでみたら、”ん~これならいけるかもって感じでした。冷では残念って感じがしていたのですが、燗ではまあまあいい。そんな発見でした。これからはそのようなお酒は一

口冷で味見をしてから燗にしようと思っています!

 日本酒は奥が深い。

 

会津ほまれ純米大吟醸 極 720ml [福島県/中辛口]

会津ほまれ純米大吟醸 極 720ml [福島県/中辛口]

 

 

 

地元以外にあまり出回らない貴重な一本!

雑誌やInstagramなどのSNSでいろいろ紹介されている有名な蔵元や有名な銘柄以外に、酒蔵のある周辺でしか手に入らないお酒なんてのを、たまに見かけたりします。

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この大瑠璃もそんな一本。

日本酒に凝り始めてだいぶ経りますが、つい最近まで銘柄名も知りませんでした。

昨年の秋に、最近行き始めた酒屋で見つけ、ほぼ衝動買いだったのを覚えています。

こんな偶然の出会いのあと、美味しければさらにラッキー!

とても幸せな気分になりますね。

この「大瑠璃 純米吟醸 ひやおろし」、栃木県佐野市にある第一酒造で作られてお

り、栃木県内のわずか6店舗でしか手に入らないそうです。

華やかな香りとまろやかな口当たり、そしてしっかりとした味わい。

また一つ、美味しい酒リストに加わりました。

今度は大瑠璃の純米大吟醸を飲んでみたい。

 

スーパーで買える大吟醸

日本酒の大吟醸

スーパーやコンビニに置いてあるものはどうなのかと思って

試してみたのが、以前書いた”白鶴 大吟醸”。

1,000円そこそこでなかなかの香りと味をしていました。

今回は他にも安くて家飲みにちょうどいいお酒はないかと他の蔵元のお酒に

チャレンジしてみました。

それがこの”北秋田 大吟醸”。

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こちらは白鶴の大吟醸より安い!

香り、味もなかなか!

1,000円でこのクオリティなら納得いくのではないでしょうか。

人気銘柄を追い求めるのもいいですが、身近に売っている安いお酒で

おー!これなかなかいけるじゃん!というものを見つけた時は、

いいものを見つけた気分になって嬉しくなりますね。

ほかにもないか探してみようっと!

北秋田 大吟醸   

株式会社 北鹿  秋田県大館市

 

 

 

 

 

ラベルでも日本酒のイメージが変わる!?

最近の日本酒はネーミングやラベルなどでも工夫がみられます。

昔からあるいかにも”日本酒~!”というものもありますが、女性を意識しているような

ものも結構でてきました。

長野の酒蔵 尾澤酒造場の「十九」もそんな感じです。

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写真は「poco a poco」

ブレーメンの音楽隊!

尾澤酒造場のこれまでの歩みを表しているそうな。

深い意味を持たせながらこのセンス!人気があるのが頷けます。

精米歩合45%の純米大吟醸生酒。

フルーティな香りと口に含んだときのプチプチ感。たまりません。

口の中でまさに音楽隊がいろいろな音を奏でているような、とても幸せな

気分になります。とても美味しくて顔がニヤけてしまいました。

他の銘柄も飲んでみたいのですが、近所でなかなか手に入らないのが難点。

この一本も、出張の帰りに東京駅構内にあるはせがわ酒店で手にいれました。

う~ん、また飲みたい。

 

 

意外と美味い!?大手の大吟醸

私はつい最近まで大手酒造メーカーの日本酒は敬遠していました。

醸造アルコール以外にも糖類や酸味料などを添加しているものを作っていて、安い酒を

大量に生産しているイメージで、質より量を追い求めている感じが好きではありません

でした。テレビでCMもするし、スーパーに並ぶパックのお酒は大手が多く露出度は満

点なんですけど。パックのお酒で美味しいものを探そうなんてことを考えて、試してみ

たこともあったのですが、ある意味期待どおりでがっかりした覚えがあります。

「やっぱり大手メーカーのお酒は大したことないな」と。

なのになぜ大手の大吟醸なんかに手を出したかというと、Instagramで紹介されていた

のを見て、価格も安めだし普段飲みにもいいかもと思ったからです。

そのお酒がこれ。

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白鶴 大吟醸

テレビでも宣伝しているやつ。コンビニでも売っています。

Instagramでもなかなかですと書いてあったとおり、香りも味も結構いけます。

コストパフォーマンス的に言ってもgoodです。ぜひお試しあれ。

他の大手の大吟醸も試してみようと思います。